先日「エアタービン」のことについてお伝えしました。
写真に写っているものは、エアタービンの先端につける「回転切削器具」の一部です。
先端の形は数十種類あるのですが、処置を行う部位や内容によって一番適したものを選択して使用します。一歯を削合(削ること)するのに数種類使用することがほとんどです。
関連することをもう一つ…
エアタービンの先端につけられた回転切削器具に水と風が当たることよって噴霧された状態になります。削合している歯の部位が歯肉に近い場合、その歯肉に炎症が起きていると出血してきてしまうことがあります。当然その後の処置は難しいものになってしまい、治療精度にも影響を及ぼしかねません。
なので普段の歯みがき(ブラッシング)を正しく行い、歯肉の炎症がない状態にしておくことはとても大切なことなのです。
院長 須山