カテゴリ: 入れ歯

前処置

一年の半分が過ぎ、七月に入ったと思ったらはや中旬!

ジメジメした湿気からの解放が待ち遠しい毎日です。

熱中症予防の為に、エアコンの調節や水分の補給に気をつけねばなりませんし、食べ物も傷みやすいので、冷蔵庫の過信もできません。

細やかな注意の求められる悩ましい時期ですね。

 

さて、今回は「前処置」についてです。

なかなか聞き慣れない言葉かもしれませんが、歯科の分野ではとても重要なものになります。

今回は入れ歯に関しての前処置に関してお伝えしていきます。

「入れ歯を新しく作りたい」という主訴で患者さんが来院されたとします。入れ歯を作るときは型どりをすれば、物によってはその次に出来上がります。なので最短2回で入れ歯が出来上がることも可能です。ただし、その入れ歯が具合良く使えるかといったら話は別です。

入れ歯の針金をかける歯に歯石がついていたとします。そこには針金がぴったりとフィットするでしょうか?はじめはいいかもしれませんが、針金が歯石を削ってしまってゆるい入れ歯になってしまいます。なので型どりをする前に歯石除去等のの歯周治療が必要になります。この歯周治療のことを「入れ歯を入れるための前処置」といいます。

 

「前処置」は歯周治療だけではありません。

 

入れ歯の針金をかける歯がむし歯になっていたとします。そのむし歯はそのままにしておいていいのでしょうか?入れ歯の針金をかける歯はむし歯になりやすいものです。なのにはじめからむし歯を放置して入れ歯を作るとむし歯はさらに進行してしまい、その歯は欠けてきて針金も合わなくなります。結果的にまた入れ歯の作り直しが必要になります。このむし歯の治療も「入れ歯を入れるための前処置」といえます。

 

最後にこの写真をご覧ください。

image上に入れ歯を入れるにしても、入れるスペースがありません。無理に作ると咬み合わせが高い入れ歯になってしまいます。このように入れ歯に咬みあう歯の処置も必要な場合もあります。これも「前処置」に当てはまります。これは「咬合平面の是正」という言い方をしますが、それはまたお伝えするようにします。

 

 

 

院長 須山

 

 

 

 

 

千葉寺 すやま歯科|千葉市中央区の優しい歯医者

日付:  カテゴリ:むし歯, 入れ歯, 咬み合わせ, 歯周病

総入れ歯の歴史

今日は総入れ歯のお話を少し…

 

総入れ歯って、いつの時代からあるか知っていますか?

 

日本最古の総入れ歯は、1538年(天文7)に亡くなった中岡テイ(和歌山市の願成寺に納められていた)のものといわれています。江戸時代とは驚きです…

 

現在の総入れ歯は、樹脂や金属、陶材などで作られていますが、その時代は木製だったのです。材料としては黄楊、桜、梅、象牙などが使われていました。

 

驚くことはまだあります。

 

この時代の総入れ歯と現在の総入れ歯の形はほぼ同じ形態だということ。
また、入れ歯が外れにくくするために必要な要素も取り入れてあったとのことです。
素晴らしい…

 

ちなみに、以前ブログで書いた「唾液」。
この「唾液」には、入れ歯を外れにくくする作用もあるんです。

 

以上、総入れ歯のお話でした。

 

 

院長 須山

 

 

 

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