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歯石の豆知識③
今回は歯石の色と種類についてお伝えします。
歯石は、つく部位によって色と名称が違います。
ご自身で鏡で見ることのできる歯石の多くは白っぽい色や黄色がかった色をしています。
これを「歯肉縁上歯石」といいます。
この歯石は下の前歯の裏側や、上の奥歯の外側につきやすくなっています。
これに対して、鏡などで見てもご自身では見つけにくい歯石があります。どこにあるかというと、歯肉の中に隠れているのです。
これは「歯肉縁下歯石」といって黒っぽい色をしています。
下の写真で根の表面についている黒いものが「歯肉縁下歯石」になります。
この歯石はつきやすい部位というのは特にありません。どこにでもついてしまいます。
「歯石の豆知識①」で「歯石は歯周病と大きな関係がある」とお伝えしましたが、特に密接に関係しているのがこの「歯肉縁下歯石」になります。
「歯肉縁上歯石」と「歯肉縁下歯石」の違いについては「歯石の豆知識④」でまたお伝えします。
院長 須山