お口まわりのトラブルも
当院へご相談ください
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口腔内のできものや外傷、腫瘍、親知らず、顎関節など、口腔内全般について、お気軽にご相談ください。
〈症例〉親知らず・口内炎・顎関節症・口腔内の外傷など
親知らずについて
親知らずとは…?
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親知らずとは別名智歯、第三大臼歯といわれる歯のことです。
親知らずはお口の中にまっすぐに生えている場合、斜めに生えている場合、顎骨の中に完全に埋まっている場合、生まれつき親知らず自体がない場合など様々です。
一般的には歯磨きしにくい部位にあるので虫歯になりやすく、また周囲の歯肉の炎症も起こしやすくなります。
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抜歯をおすすめするケース
- a.虫歯が大きく進行してしまっている
- b.歯肉の炎症、腫れを繰り返している
- c.中途半端な位置に生えている
- d.虫歯になっていなくてもブラッシング(歯磨き)が上手くできない
- e.手前の第二大臼歯に悪影響を及ぼしている、また今後その可能性がある
- f.歯並びに影響を及ぼしている、また今後その可能性がある
※痛みがあっても状況によってはその日に抜歯することも可能です。
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必ずしも抜歯をしなくてもいいケース
- a.お口の中にまっすぐ生えていてブラッシング(歯磨き)もよくできる
- b.顎骨の中に埋まっているがレントゲン、臨床上問題がないと判断した場合
※別の部位の歯が抜歯になってしまった場合、親知らずを移植歯として使用できる場合もあります。
親知らず抜歯の流れ
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Step01
プラークの除去
抜歯する歯や周囲の歯についている歯垢(プラーク)を除去します。
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Step02
麻酔
麻酔を行います。
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Step03
抜歯
抜歯処置を行います。
(親知らずの状態にもよりますが、時間は30分~1時間30分程です。簡単な場合であればすぐに抜けますが、歯の大部分が顎骨の中に埋まっていて癒着していたり、斜めや真横に生えていて根の形態が複雑な場合はお時間がかかります。) -
Step04
消毒
翌日に来院していただき抜歯部位の消毒を行います。
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Step05
抜糸
一週間後位に再度来院していただき消毒、抜糸を行います。
注意点
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注意点 1
抜歯当日はお風呂、お酒、激しい運動など血のめぐりがよくなるようなことはお避け下さい。 (軽くシャワーを浴びる程度であれば問題ありません。)また、口を強くぶくぶくゆすいだり、 抜歯部位を舌で触らないようにして下さい。(抜歯後出血や術後疼痛の原因になります)抜歯当日の食事ですが、硬いものは避けて、なるべく反対側の方で冷ました柔らかいものを召し上がってください。状況にもよりますが、普段通りの食事ができるまでは1~2週間かかることもあります。
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注意点 2
抜歯後の痛みや腫れは2~3日後がピークで、1~2週間かけて治まってきます。(痛みや腫れを感じない場合もあります。)
より安全に抜歯を行うために…
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当院では歯科用CTを導入しています。
抜歯前にCT撮影することで親知らずが3次元的にどのように顎骨の中に埋まっているのか、また根の形態はどうなっているのかを把握できます。
事前に状況が分かれば抜歯時間の短縮にもつながります。
(すべてのケースでCT撮影するわけではありません。専門医による抜歯処置が必要な場合は紹介させていただきます。 )