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親知らずの痛み
親知らずで痛い経験をされた方は多くいらっしゃると思います。
今回は「親知らず」に関して実際の治療例も含めて皆様にお伝えします。
完全に生えてこないためによく歯磨きができずむし歯になってしまったり周囲の歯肉を腫らしてしまう方、お口の中では見えないのに歯肉の中で横に生えているために歯肉に炎症を起こして腫らしてしまう方など原因は様々です。
親知らずを抜かないと痛みがひいてこない場合もあります。
ですが状況によっては最小限の介入で痛みから解放されるケースもあります。
上の写真をご覧ください。
この患者様は親知らずが完全に生えていないためにうまく磨くことができず、痛みや歯肉の腫れを頻繁に繰り返していた方です。
レントゲン写真で右に写っているのが親知らずになります。手前の歯と同じ高さにあるのですが、お口の中の写真では歯肉が覆いかぶさっているのが分かります。
この患者様にはレーザー治療をおこない症状の軽減を図りました。
レーザー照射直後と照射1週間後の写真です。
レーザーによって歯肉が引き締まり、歯磨きしやすい環境にすることができました。
術後3か月後の写真です。
歯肉の炎症はみられず、処置後は痛みや腫れといった症状もなくなり親知らずのストレスから解放されたそうです。
このようにレーザー治療で親知らずの痛みを緩和できることもあります。
ただ全ての方にあてはまるわけではありませんので、お悩みの方はご相談ください。
院長 須山